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何かものを書きたくなった時のための場所

Whenever you'd like to note something small,,,

Cambridge一週目(8~12/2/2016)

かくしてCambridgeでの生活が始まる。

月曜日。
絶望の到着から一晩明けた2月8日はぼくの誕生日であった。
散々な22才の幕開けであったけれど、
朝、host motherからBirthday Cardを渡され、涙がちょちょぎれる。

host familyのBarry夫妻は気さくで優しかった。
ぼくの"問題"についても非常に心配し気遣ってくれた。
イギリスのホームステイは、概してドライだという話を聞いていたのだが
(それ自体は事実だと思うけれど)夫妻には精神的にとても助けられた。

言葉も文化も全く異なる環境は思ってた以上に心細いものがあった。
(しかもお金がない)
それでも学校か家に帰れば、自分の拙い英語に耳を傾け可能な限りのサポートをしてくれる人がいる、というのは大いなる支えであった。

語学学校には、日本人2人とオランダ人1人(美人!)と一緒に入学。
まさか日本人がいるとは思っていなかったが、久々の日本語に妙にほっとする。
British Englishは中々やっかいで、学校のスタッフの言葉さえ6割くらいしか理解できてなかったような気がする。分かっちゃいたけど悔しい。

Sarahという若い先生のクラスに割り振られる。
クラスメートは東アジア系の生徒に加えて、南米系、中東系、フランス人と様々で
とにかく皆とんでもない発音の英語をしゃべる。
初日はほとんど意思疎通ができず、笑顔でNice to meet youを繰り返し誤魔化す笑

例外的に初日から仲良くなれたクラスメートもいる。
背の高い台湾人の生徒がいて、クラスのムードメーカーだった。
ちょうど北朝鮮がミサイルを発射したニュースのあった日で、二人でNorth Koreaやべえええみたいな話をして仲良くなった。
本職はSEらしいが起業してお金持ちになるべく、英語を勉強しに来たそうだ。
どこまで本当か分からない。けれど、とても親しくしてくれて、嬉しかった。

授業が終わるとスタッフに呼び出される。
Lost Buggageが発見されて翌日には届くという!Jesus!
ついでに財布のことも相談すると、航空会社と空港に問い合わせてみるわ、と迅速な対応。
そしてWestern Unionという国際送金サービスを紹介してくれた。女神みたいなスタッフである。
親に連絡し、数日後600ポンド弱を送ってもらった。親は偉大である。

バスで家に帰るのだが、今度は乗るバスを間違える。同じ番号で行き先が違うなんて、そんな馬鹿な。
今回もGoogle mapさんの力を借りて走って帰るのであった。

夕食は18時。これがほぼ門限みたいになっていたので、意外に一日はあっという間なのだ。

イギリスの食事は、噂通りの代物である。
あまり食というものにこだわりがないのか、基本的に味付けは大枚だし
素材がそのまま出てくるような食事が多い。ローストビーフとゆでたグリーンピース(大量)とふかしたジャガイモ、みたいな。

メインディッシュ一皿とデザート、というのが一般的な英国家庭料理で
日本食のように細々としたものが皆無である。デザートは基本的にとても甘い笑

~~~

火曜日はPancake Dayという祭日で、どこの家庭でもパンケーキをつくって食べるそうだ。
パンケーキというから日本でも流行った、あのクリームどっさりのホットケーキ的なものを想像したいたのだが、これが全然ちがって、クレープのように薄い小麦粉の皮にレモン汁などをかけて食すのだが、まああんまり美味しくない。もうちょっとどうにかなるんじゃないのか…

この日は初めてバスの乗り降りに成功した。
授業でもわりと自分の英語力が通用するようになってきた。
さらに、ようやく荷物が届いたので着替えることができた。
少しずつ問題が解決されてきた。

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水曜日。週の後半は午後授業がないので、自由時間が増える。
送金を街の両替屋で受け取り、Cambridgeの大学街を少し歩いてみる。
こちらの建物は基本的に古いのだが、特に大学の一帯は中世からあるような建物ばかりで、
その保存のよさに仰天する。とても美しい。

帰りがけにTescoという巨大なスーパーマーケットに寄り、シャンプーを買う。
消耗品は自弁、というのはホームステイのルールだ。
シャワーは朝浴びることになっていたし、湯船にお湯をはるのは少しはばかられる雰囲気だったから、一日の終りにお風呂でリラックス…ということはできず少しだけ辛かった。

水も、味覚上は問題ないのだけど、硬水だからか結構お腹にはダメージがあったようで、調子はよくなかった。意外にナイーブな体だったんだなと。

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木曜日。

普段は学校のカフェテリア(雑だが安い)で昼食を食べていたが
学外の店にチャレンジした。大学生と思しきウェイターさんは美人で優しかった。
こちらの接客は基本的に雑なので、たまに例外的な人がいると嬉しい笑
そもそも、何だかんだ美人が多い。素晴らしい。

しかし、それにしてもCambridgeは食事の物価が高い。
日本の倍くらいするイメージで、パニーニとチップスで10ドル位簡単にとられる。
1ポンド=170円くらいだからこれは恐ろしい。
税金が高い、というのも影響しているんだろう。

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お金を出せば美味しいものが食べられるが、お金がない者には厳しい世界である。
つくづく日本の牛丼チェーンのようなものは凄いことなんだなと思う。
(安値により犠牲にしているものもあるだろうから、良し悪しは微妙なとこだが)

思いがけないことにCity Centreでたまたま同時期に留学していたサークルの後輩と遭遇する。
Eagleという有名なパブでお茶をする。信じられないサイズのチョコレートケーキが出てくる。
砂糖お化けか。

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Cambridgeは比較的多国籍な街とはいえ、相対的に日本人は圧倒的少数だから、
時々遭遇するととてもうれしかった。
学校でもまず仲良くなったのは台湾人や韓国人だった。
無論、同じ国籍だからといって、あるいは、肌の色が同じだからといって同じ価値観で生きているわけではないのだが、
それでもお互い何か似たものを共有していることも確かだと思う。

host familyは週に一度しか洗濯しないため、
日本から持ってきた下着が足りなくなっていたので、
こちらのショッピングモールで購入した。

ここまでくればもう現地の生活に慣れた、といっていいだろう。